こんにちは、パパFPです。
この記事では、長い人生を経済的に安心して過ごすために一度は考えておきたい「ファイナンシャル・プランニング」について、紹介したいと思います。
ファイナンシャル・プランニングとは
ファイナンシャル・プランニングについては、日本FP協会で以下のように定義されています。
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。
https://www.jafp.or.jp/aim/fptoha/fp/
簡単に言うと、老後の生活や育児などの人生の夢や目標に向けて、収入や支出などの資金計画を立て、収支の見直しなどの対策を立てながら実現していくことです。
ファイナンシャル・プランニングの進め方
ここからは、ファイナンシャルプランニングを進める際の手順を解説します。
①人生の夢や目標を定める
ファイナンシャル・プランニングにおいて、人生の夢や目標を定めることはとても大事です。
なぜならば、ファイナンシャル・プランニングにおいて人生の夢や目標はゴールであり、ゴールを誤って設定してしまうと、取り返しがつかないことになってしまうからです。
例えば、老後は毎年国内旅行をしたいという目標を立てたとして、実はパートナーは毎年海外旅行に行きたいと思ってたら、必要な資金が足りず、
目標を達成できなくなります。
後で後悔することがないように夢や目標はしっかり考え、定期的に見直することが大切です。
②総合的な資金計画を立てる
収入や支出、資産、負債などの総合的な観点から資金計画を立てていきます。
紙やエクセルを用いて、ゼロから作成するのは、手間がかかるので、最初は日本FP協会が公表しているツールを使うことをお勧めします。
資金に関する現状把握から将来計画まで網羅されています。
③経済的な側面から実現に導く
②でキャッシュフロー表ができたら、資金の観点から、人生の夢や目標を実現できそうかを確認します。
もし、実現できそうにないなら、収入、支出の観点から、対策を検討します。
- 転職による収入増
- 資産運用による収入増(NISA、iDeCoの活用)
- スマホ見直しによる支出減
- 保険見直しによる支出減
- 支出イベント(住宅購入等)見直しによる支出減
見直しのポイントは、頻度、期間、金額、見直しの容易さ、リスクの大きさなどの観点から、効果の大きいところから検討していきます。
例えば、スマホや保険の見直しは、それ自体の金額は大きくないかもしれませんが、将来にわたってずっと、毎月発生していくもので、見直しも容易で、リスクも小さいことから、優先的に検討したいポイントです。
最後に
ファイナンシャル・プランニングの解説はいかがでしたでしょうか?
最初はとっつきにくく大変ですが、長い目で見ると効果は大きく、早めにやっておくと効果は大きいです。
ぜひ、やってみてください!
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